導入
パナソニックの高周波治療器「コリコランワイド」シリーズで人気の「EW-RA560」と「EW-RA550」、この2つのモデルにはどんな違いがあるのでしょうか。家電販売店スタッフとして、お客様から「どっちを買えばいいの?」と頻繁に聞かれる私が、両モデルの違いを徹底的に調べてみました。
結論から言うと、最も大きな違いは「高周波デバイスの数」と「照射範囲」です。EW-RA560は20個のデバイスで肩甲骨まわりまで3D立体照射するのに対し、EW-RA550は12個のデバイスで肩まわり全体を平面的に照射します。価格差は約7,000円〜10,000円ありますが、この差に見合う効果があるのか、実際のユーザーの口コミも含めて詳しくレビューしていきます。
まずは、2つのモデルの主な違いを表でまとめてみました。
| 比較項目 | EW-RA560 | EW-RA550 |
|---|---|---|
| 高周波デバイス数 | 20個 | 12個 |
| 照射方式 | 3D立体照射 | 平面的照射 |
| 照射範囲 | 肩甲骨まわりまで | 肩まわり全体 |
| 本体重量 | 約45g | 約39g |
| 合計重量 | 約139g | 約121g |
| 連続使用時間 | 約12時間 | 約12時間 |
| Amazon価格 | 約43,665円 | 約36,999円 |
EW-RA560とEW-RA550の違いを深掘りレビュー
デバイス数と照射範囲の違いが最大のポイント
私が実際に両モデルのスペックを比較して一番驚いたのは、デバイス数の違いです。EW-RA560は20個、EW-RA550は12個と、約1.7倍もの差があります。
この違いが何をもたらすかというと、照射範囲の広さです。EW-RA560は3D立体照射により、肩甲骨まわりまで包み込むようにカバーします。一方、EW-RA550は平面的な照射で肩まわり全体をカバーしますが、EW-RA560ほどの広範囲には届きません。
家電販売店で接客していると、「肩だけじゃなくて肩甲骨のあたりもガチガチで…」というお客様が本当に多いんです。そういう方には、やはりEW-RA560の広範囲カバーが効果的だと感じます。
価格差約7,000円〜10,000円の価値はあるのか?
正直なところ、これが一番悩ましいポイントですよね。
・EW-RA560:約43,665円(Amazon)
・EW-RA550:約36,999円(Amazon)、約32,980円(価格.com最安)
約7,000円〜10,000円の差がありますが、私の結論としては「肩こりの程度によって価値が変わる」です。
軽度〜中度の肩こりで、肩まわり中心のケアで十分なら、EW-RA550で満足できるでしょう。しかし、肩甲骨まわりまで広範囲にガチガチに凝っている方、慢性的な肩こりに悩んでいる方には、この価格差を払ってでもEW-RA560を選ぶ価値があると思います。
重量とサイズの違い
| 項目 | EW-RA560 | EW-RA550 |
|---|---|---|
| 本体サイズ | 約291×147×8mm | 約236×117×8mm |
| 本体重量 | 約45g | 約39g |
| アタッチメント重量 | 約94g | 約82g |
| 合計重量 | 約139g | 約121g |
EW-RA550の方が約18g軽量です。わずかな差に思えますが、12時間装着することを考えると、軽い方が負担は少ないですね。ただし、両モデルとも「装着していることを忘れるほど軽い」という口コミが多いので、どちらを選んでも快適性は高いと言えます。
EW-RA560のユーザー口コミ
実際にEW-RA560を使用したユーザーの声をまとめました。
悪い口コミ
・価格が高い(約43,000円台は家庭用治療器としては高額)
・照射範囲が広すぎて、効果が分散してしまう気がする
フォロー:価格については確かに高額ですが、マッサージや整体に月2回通うと年間で数万円かかることを考えれば、長期的にはコスパが良いと言えます。また、照射範囲が広いことで効果が分散するという懸念は、逆に言えば広範囲の肩こりに対応できるメリットでもあります。
良い口コミ
・肩甲骨まわりまでしっかりカバーされて効果的
・3D照射で深部まで届く感じがする
・広範囲に照射されるため、肩全体が楽になる
・無刺激で長時間使えるのが良い
・薄型・軽量で装着していることを忘れる
EW-RA550のユーザー口コミ
EW-RA550はAmazon評価4.1(503レビュー)と高評価を得ています。
悪い口コミ
・効果が個人差あり、あまり感じられない
・料金がもう少し安いと良い(約4万円は高い)
フォロー:高周波治療器は無刺激のため、低周波治療器のようなピリピリ感がなく、効果を実感しづらい方もいます。しかし、継続使用で血行が促進され、徐々に効果を感じるユーザーが多いです。価格については、EW-RA560よりも約7,000円安く、基本的な肩こりケアには十分なコスパです。
良い口コミ
・肩がスムーズに動くようになった
・軽くて長時間使える、操作が簡単
・装着して数時間経つと肩がぼんやり温かくなる
・久しぶりに途中で起きずに安眠できた(夫の使用体験)
・軽く小さく薄いのに効果がある、カイロより違和感がない
・マッサージや鍼に通うことを考えれば十分元が取れた
・4ヶ月使い続けて効果を実感、使うのをやめると痛みが戻る
スマート伊藤(Ito)の結論:どっちを選ぶべきか
家電販売店スタッフとして、そして自身も40代で肩こりに悩む立場として、私の正直な意見を述べます。
私が選ぶなら…
初めて高周波治療器を購入するなら「EW-RA550」、慢性的な広範囲の肩こりに悩むなら「EW-RA560」です。
理由を詳しく説明します。
EW-RA550をおすすめするケース
私自身、立ち仕事とデスクワークで肩こりはありますが、肩甲骨まわりまでガチガチというほどではありません。そういう軽度〜中度の肩こりなら、EW-RA550で十分効果を実感できると考えます。
・約7,000円安く、コスパが良い
・12個のデバイスで肩まわり全体をカバー
・約121gと軽量で長時間の「ながら使い」に最適
・Amazon評価4.1と高評価、実績がある
・2026年1月30日まで専用ポーチプレゼントキャンペーン中
特に、初めて高周波治療器を試す方は、まずEW-RA550から始めてみるのが賢明だと思います。もし物足りなければ、後でEW-RA560に買い替えるという選択肢もあります。
EW-RA560をおすすめするケース
一方で、お客様の中には「肩甲骨のあたりまで本当にガチガチで…」という方も多くいらっしゃいます。そういう方には、迷わずEW-RA560をおすすめします。
・20個のデバイスで3D立体照射、肩甲骨まわりまで広範囲カバー
・深部のコリや慢性的な肩こりにしっかり対応
・広範囲治療により、肩全体が楽になる
・価格差約7,000円は、この広範囲カバーの価値として妥当
私の店舗でも、慢性的な肩こりに悩むお客様がEW-RA560を購入され、「やっぱり20個デバイスの威力は違う」と喜んでくださる方が多いです。
価格差7,000円〜10,000円の価値について
正直に言うと、この価格差は「肩こりの程度」によって価値が変わります。
軽度〜中度の肩こりなら、EW-RA550で十分満足でき、約7,000円の節約は大きいです。しかし、肩甲骨まわりまで広範囲に凝っている方、マッサージや整体に月2回以上通っている方にとっては、EW-RA560の広範囲カバーは約7,000円以上の価値があると断言できます。
私自身、家電販売店で両モデルを何度も比較し、実際のスペックやユーザーの声を聞いてきました。その経験から言えるのは、「自分の肩こりの程度を正直に見極めて選ぶ」ことが最も重要だということです。
最終的な私の選択
もし私が今すぐ購入するなら、まずはEW-RA550を試してみます。理由は、現在の私の肩こりは軽度〜中度で、肩まわり中心のケアで十分だと感じているからです。そして、約7,000円安く購入できるコスパの良さも魅力です。
ただし、もし使ってみて「肩甲骨まわりまでカバーしたい」と感じたら、迷わずEW-RA560に買い替えます。それくらい、デバイス数20個+3D立体照射の広範囲カバーは魅力的です。
あなたの肩こりの程度、予算、求める効果に合わせて、最適なモデルを選んでください。
まとめ
パナソニックの高周波治療器「EW-RA560」と「EW-RA550」の違いを徹底的にレビューしました。
最も重要な違いは、高周波デバイス数(20個 vs 12個)と照射範囲(肩甲骨まわりまで vs 肩まわり全体)です。価格差は約7,000円〜10,000円ありますが、この差の価値は「あなたの肩こりの程度」によって変わります。
・軽度〜中度の肩こり、初めて購入する方:EW-RA550がおすすめ
・慢性的な広範囲の肩こり、本格的な治療を求める方:EW-RA560がおすすめ
どちらのモデルも医療機器認証を取得し、無刺激で長時間使える優れた製品です。あなたの肩こりに合った最適なモデルを選んで、快適な毎日を手に入れてください。




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