導入:Aura Studio 4と5の違いと比較表
Aura Studio 4と5は、どちらも「透明ドーム+全方位サウンド+光演出」が魅力のホームスピーカーですが、実は中身の進化ポイントや光の広がり方、機能面にはハッキリした違いがあります。私も家電量販店の売り場でよく「見た目は似ているけど何が違うの?」と聞かれるので、このあたりを整理しておきたいところです。
ざっくり言うと、Aura Studio 4は「シンプルに音と光を楽しめる完成度の高いモデル」、Aura Studio 5は「3ウェイ構成+プロジェクションライト+アプリ連携で空間全体を作り込める最新モデル」というイメージです。ここでは、まず違いをひと目で分かるようにHTML表にまとめました。
| 項目 | Aura Studio 4 | Aura Studio 5 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2023年発売クラス | 2025年11月発売の最新モデル |
| スピーカー構成 | 40mmドライバー×6+130mmサブウーファーの2.1ch構成 | 40mmミッドハイ×6+25mmツイーター+143mmサブウーファーの3ウェイ構成 |
| 音の設計思想 | 6スピーカー+サブウーファーで360度に広がるリッチなサウンド | 「Constant Sound Field」で部屋のどこにいてもバランス良く聴ける音場設計 |
| ライティング | ダイヤモンドエフェクト・ライティング(ドーム内が立体的に光る演出) | アンビエントライト+プロジェクションライトで壁・天井まで光を投影 |
| アプリ連携 | 基本は本体操作メイン(専用アプリ連携はなし) | 「Harman Kardon One」アプリでライトやEQ、Mood環境音などを細かくカスタマイズ |
| Bluetooth | Bluetooth 4.2(A2DP 1.3 / AVRCP 1.6) | Bluetooth 5.4(A2DP 1.4 / AVRCP 1.6.2)、マルチポイント対応 |
| Auracast/マルチスピーカー | 非対応 | Auracast対応で複数スピーカーの同期再生やステレオペアが可能 |
| 環境配慮 | リサイクル生地・アルミ・プラスチックを高比率で採用 | 再生プラスチック・アルミ+FSC紙パッケージなどサステナブル設計 |
| 実売価格イメージ | 在庫処分やセールでやや安くなりやすい | 最新モデルのため価格はやや高め |
Aura Studio 4は「完成度の高い定番スタイル」、Aura Studio 5は「音・光・アプリ・Auracastなど全部入りに近い進化版」という立ち位置なので、「今安く4を買うか、それとも5に投資するか」が選びどころになってきます。
Aura Studio 4と5の違いを詳しくレビュー
ここからは、家電販売店スタッフとして、そして自分でもスピーカーをいじるのが好きな私の視点で、4と5の違いをもう少し掘り下げていきます。
まず音質の方向性です。Aura Studio 4は、40mmドライバーを6基+130mmサブウーファーという構成で、しっかりした低音と広がりのある360度サウンドが特徴です。ボーカルも前に出ますが、どちらかというと「包まれるような音場+ドーンとした低音」を楽しむタイプで、リビングBGMや映画・ゲームの没入感を高めるのに向いています。
一方でAura Studio 5は、ミッドハイ6基に加えて専用ツイーターと大型サブウーファーを持つ3ウェイ構成になり、「Constant Sound Field」というコンセプトで、部屋のどこにいてもバランスが崩れにくいように調整されています。リビングの中央だけでなく、壁際やソファの位置でも音の定位やバランスが破綻しにくいので、家族それぞれが好きな場所で音楽を楽しむシーンにはこちらのほうが有利です。
次にライティング・演出面の違いです。Aura Studio 4のダイヤモンドエフェクト・ライティングは、透明ドームの中で光がきらめくタイプで、近くで眺めるとかなり「オブジェ感」が強い印象です。暗めの部屋で音楽を流すと、ドーム内の光の揺らぎがきれいで、いかにもAuraシリーズらしい雰囲気になります。
Aura Studio 5はここが大きく進化していて、プロジェクションライトによって天井や壁に光の模様を投影できるようになりました。単に本体が光るだけでなく、部屋全体が「光のキャンバス」になる感じなので、夜のチルタイムやホームパーティーでの空間演出力はかなり違います。アプリ側でライティングテーマ(オーシャン、オーロラ、ブロッサム、サンライズ、ファイヤープレイスなど)を選べるので、焚き火っぽい雰囲気からオーロラっぽい演出まで気分で変えられるのもポイントです。
機能面では、Aura Studio 4はシンプルにBluetoothスピーカーとして完成している一方、Aura Studio 5はHarman Kardon OneアプリでEQ調整やライトの細かいカスタマイズ、さらに「Moodモード」で環境音を流すこともできます。例えば、焚き火系のライティングと一緒にパチパチと薪が爆ぜるようなサウンドを流して、家電のモーター音や生活音をマスキングしながら在宅ワークに集中…という使い方まで想定されています。
最後に接続・拡張性です。Aura Studio 4はBluetooth 4.2で、シンプルにスマホやタブレットとつないで使う設計です。Aura Studio 5はBluetooth 5.4に対応し、マルチポイント接続で複数のスマホから切り替えながら音楽を楽しめるうえ、Auracast対応のHarman KardonやJBLスピーカーと連携してマルチスピーカー環境も構築できます。将来的に「もう1台増やしてステレオモードにしたい」「複数の部屋で同じ音楽を流したい」というイメージがある方なら、Aura Studio 5のほうが拡張性は高いです。
違いを整理しておきたいポイントを、もう一度表でもまとめておきます。
| 観点 | Aura Studio 4向きの人 | Aura Studio 5向きの人 |
|---|---|---|
| 音の傾向 | 価格を抑えつつも、しっかりした低音と360度の広がりを楽しみたい人 | どこに座ってもバランス良く聴ける音場が欲しい人 |
| 光の演出 | ドーム内がきれいに光る“置物的な存在感”を重視する人 | 天井や壁まで光を広げて「空間ごと演出」したい人 |
| アプリ・機能 | 本体操作中心で十分、シンプルさを優先したい人 | アプリでライト・EQ・環境音まで細かく作り込みたい人 |
| 拡張性 | 1台完結で使う前提 | 将来Auracastや複数台ステレオ化も検討している人 |
| 予算 | できるだけコスパ良くAuraシリーズを楽しみたい人 | 多少予算を上げてでも最新機能を押さえておきたい人 |
このあたりを踏まえて、「今の自分の部屋ではどの使い方がメインになるか」をイメージして選んでもらうのが一番失敗しにくいと思います。
Aura Studio 4の口コミ・評判とフォロー
Aura Studio 4については、国内外ともにかなり評価が高く、特にデザインと光の雰囲気、そして思っていた以上にパワーのある低音に満足している声が目立ちます。一方で、細かいところで気になるポイントもいくつか挙がっているので、悪い口コミも含めて整理しておきます。
悪い口コミ(要約)
・「音量を上げていくと、マンションだと近所が気になるレベルでかなり鳴る。もっと小音量での質感を重視してほしかった」という声。
・「Bluetoothが4.2なのと、専用アプリがなくて細かい調整ができないのが惜しい」という意見。
こういった声に対して、実際のところAura Studio 4は「大音量でも余裕のあるパワー」を持っているがゆえに、音量ツマミの使い方に少し慣れが必要という印象です。普段はボリュームを控えめにして使い、たまに「今日は鳴らしたい!」という日にだけしっかり音量を上げる、という使い方ならデメリットというより“余力がある”とも解釈できます。また、Bluetooth 4.2とアプリ非対応は最新機種と比べれば弱みですが、「単体完結のホームスピーカー」として使うなら致命的な欠点ではありません。
良い口コミ(要約)
・「ドームから立ち上がる光がとにかくきれいで、部屋を暗くして音楽を流すとそれだけで満足度が高い」というデザイン面の高評価。
・「低音がしっかりしていて、映画やゲームの迫力もかなりアップした」「部屋全体が共鳴する感じが気持ちいい」という音質面の満足。
・「大音量より、むしろ適度な音量で鳴らしたときのバランスが良く、日常のBGM用途にちょうどいい」という声。
・「インテリアとしての存在感が大きく、置くだけで部屋が“オシャレに整って見える”」というコメント。
・「これだけのデザインと音で、この価格帯なら十分に買ってよかった」と、コスパに納得しているレビュー。
総じて、Aura Studio 4は「音質+デザイン+価格」のバランスへの満足度が高く、特に“はじめてAuraシリーズを買う人”や“置き物としても映えるスピーカーが欲しい人”からの評価が良い印象です。最先端の規格やアプリ連携よりも「見た目と音の良さ」を優先する方なら、今でも十分魅力的な選択肢になっています。
Aura Studio 5の口コミ・評判とフォロー
Aura Studio 5はまだ発売から間もないこともあり、星の数やレビュー件数自体は4より少ないですが、その中身を見ると、「Auraシリーズの中で一番“空間を作る”スピーカーになった」というポジティブな声が多いです。
悪い口コミ
・「バッテリーを内蔵しない据え置き型なので、家中を持ち運びたい人には向かない」という声。
・「価格がAura Studio 4より高く、ライトやアプリ機能をどこまで使いこなせるか不安」という意見。
ここは正直に言ってしまうと、その通りで、Aura Studio 5は完全に「リビング据え置きでじっくり楽しむスピーカー」です。持ち運びを前提とするなら別系統(バッテリー内蔵やポータブル系)を選んだほうが幸せになれます。また、価格については、プロジェクションライト・3ウェイ構成・Auracast・アプリ対応など、4にはない要素がかなり盛り込まれているので、そこに価値を感じるかどうかで印象が変わると思います。ライトを固定で1パターンだけにしてBGM専用に…という使い方でも問題ありませんが、「どうせならライトや環境音もガッツリ使ってやろう」という人向けの機種なのは間違いありません。
良い口コミ
・「置くだけで部屋の雰囲気がガラッと変わる。インテリアとアートとオーディオの中間のような存在」というデザイン面の高評価。
・「壁や天井まで広がる光の演出が本当にキレイで、キャンドルや間接照明を足したような効果がある」というライティング評価。
・「環境音+ライティングで、在宅ワークの集中タイムや夜のくつろぎ時間を自然に切り替えられる」という使い勝手の評価。
・「3ウェイ構成+Constant Sound Fieldのおかげで、どこにいても音のバランスが良い。ステレオペアにすると本当に“包まれる”感じになる」という音質面の声。
・「アプリからライトとEQをいじるのが楽しくて、ついカスタマイズしてしまう」というガジェット好き目線の高評価。
Aura Studio 5は、単なる「スピーカーの新モデル」というより、「光・音・環境音を使って生活のリズムや気分をデザインする道具」に近い存在になっています。毎日家で過ごす時間が長い人ほど、じわじわ効いてくるタイプの製品だと感じます。
スマート伊藤として、どっちがいいか正直な結論
ここからは、家電販売店スタッフ兼ブロガーの「スマート伊藤」として、正直な意見を書きます。
結論から言うと、今から新しく1台買う前提で「どちらがおすすめか?」と聞かれたら、私はAura Studio 5を推したいです。理由は大きく3つあります。
1つ目は、「音の作り込み」と「部屋のどこで聴いても破綻しにくい」という点です。Aura Studio 4ももちろん音は良いのですが、Aura Studio 5の3ウェイ構成+Constant Sound Fieldのほうが、“リビング全体で楽しむ”という意味では一歩先に行った印象があります。家族でそれぞれ好きな場所にいても、音が変に片寄らず、どこから聴いても気持ちいい音場を作れるのは、長く使うほど効いてくるポイントです。
2つ目は、ライティングと環境音を含めた「生活への溶け込み方」です。Aura Studio 4のダイヤモンドエフェクト・ライティングもきれいですが、Aura Studio 5のプロジェクションライトは、天井や壁まで光が広がるので、部屋そのものの雰囲気が変わります。さらに、Moodモードで環境音を流してやると、「なんとなく家電の音が気にならない」「日中・夕方・夜で雰囲気を切り替えやすい」といった効果が期待できます。自宅で在宅ワークをしたり、夜に少し照明を落としてくつろぐ時間が好きな人ほど、この差は大きいはずです。
3つ目は、将来の拡張性です。Aura Studio 5はAuracast対応で、将来的に対応スピーカーを増やしてマルチルーム再生やステレオペアを組むことも視野に入ります。現時点で「そこまでやるつもりはない」という方でも、2〜3年後にもう1台追加してステレオモードにしたくなる可能性は十分ありますし、そのときに「対応しておいてよかった」と思える側の製品です。
一方で、「じゃあAura Studio 4はもう無しなのか」と言われると、決してそんなことはありません。むしろ、
・今のうちにAuraシリーズをコスパ良く試してみたい
・アプリやAuracastよりも、シンプルに音と光を楽しめれば十分
・設置スペースや使い方がシンプルで、複雑な設定を増やしたくない
という方には、Aura Studio 4のほうが“ちょうどいい落としどころ”になります。
売り場の感覚で言うと、「ガジェット好きで、どうせなら最新機能まで楽しみ倒したい人」はAura Studio 5、「デザインと音が良くて、価格とのバランスも重視したい人」はAura Studio 4という棲み分けになりやすいですね。
もし自分の部屋用に1台選ぶとしたら、私自身は「Aura Studio 5」を選びます。理由は、夜のチルタイムに照明を落として、光と環境音まで含めて雰囲気をガッツリ作り込みたいタイプだからです。せっかくAuraシリーズを置くなら、「音+光+モード」まで含めて遊び尽くしたい、という気持ちが強いので、少し予算が上がっても5を選ぶと思います。
まとめ
最後に、ここまでの内容をサッと振り返っておきます。
Aura Studio 4と5はどちらも「透明ドーム+全方位サウンド+光演出」というコンセプトは共通していますが、中身を見ると、
・Aura Studio 4:6スピーカー+サブウーファーで360度サウンド、ダイヤモンドエフェクト・ライティング、シンプルで完成度の高いモデル
・Aura Studio 5:3ウェイ+Constant Sound Field、プロジェクションライト+アンビエントライト、アプリ連携・Auracast・環境音対応の“体験型”モデル
という、かなり悩みがいのある違いがあります。
選び方の目安としては、
・価格とシンプルさ重視 → Aura Studio 4
・音場の緻密さと光・アプリ・Auracastまで含めた体験重視 → Aura Studio 5
と考えると分かりやすいと思います。
・「部屋のどこにいても気持ちよく聴きたい」「光で空間を演出したい」ならAura Studio 5寄り
・「コスパ良くAuraの世界を楽しみたい」「まずは1台で完結させたい」ならAura Studio 4寄り
このあたりを、自分の部屋の広さ・使い方・予算と照らし合わせて選んでいただければ、大きな失敗はしないはずです。





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