導入
こんにちは、スマート伊藤です。家電販売店で働く私のもとに最近よく寄せられるのが「Nature Remo mini 2とnano、どっちがコスパいいの?」という質問です。確かに、両方とも人気のエントリーモデルですが、センサー機能やMatter対応など、意外に大きな違いがあります。
今回は、実際のユーザーの口コミや私の販売経験をもとに、この2機種の違いとコスパを徹底検証します。温度センサーの価値や、Matter対応の将来性について、分かりやすく解説していきます。
| モデル名 | 価格(税込) | 赤外線対応範囲 | センサー | Matter対応 | 適用シーン |
|---|---|---|---|---|---|
| Nature Remo nano | ¥4,980 | 10畳対応 | なし | 〇 | 小部屋・寝室・コスト重視 |
| Nature Remo mini 2 | ¥6,480 | 30畳対応 | 温度 | ― | リビング・温度管理重視 |
「Matterって何?」と思われた方は以下のページを合わせてご確認下さい。
Matter対応・Matter非対応?そもそもMatterって何?
Nature Remo mini 2とNature Remo nanoの違いのレビュー
最も大きな違いは「センサー機能の有無」と「対応する部屋の広さ」です。mini 2は温度センサーを搭載し、「25℃以上になったらエアコンON」といった温度による自動化ができます。一方、nanoはセンサーがない代わりにMatter対応で、将来のスマートホーム拡張に優れています。
赤外線の到達距離も重要なポイント。mini 2は30畳まで対応でリビングでも安心ですが、nanoは10畳程度と寝室や子供部屋向けです。私が販売店でお客様にお伝えするのは、「広いリビングで温度管理したいならmini 2、小部屋で将来性重視ならnano」ということ。
価格差は¥1,500ですが、これをどう評価するかが選択のポイント。mini 2の温度センサーは赤ちゃんやペットの見守りに重宝しますし、30畳対応の安心感もあります。一方、nanoのMatter対応は今後のスマートホーム化を考えると大きなアドバンテージです。
| 比較項目 | nano | mini 2 |
|---|---|---|
| 最大のメリット | Matter対応・最安価格 | 温度センサー・30畳対応 |
| 自動化条件 | GPS・時間・曜日のみ | GPS・時間・曜日・温度 |
| 将来拡張性 | Matter対応で高い | 限定的 |
| 向いている人 | 初心者・小部屋・将来性重視 | 温度管理重視・広い部屋 |
Nature Remo nanoについてのユーザーの口コミ
悪い口コミ
・温度センサーがないためエアコンの自動化が不便
・赤外線強度が弱く10畳程度の小部屋向けで制限がある
確かにnanoは機能がシンプルですが、その分価格が安く、Matter対応という大きなメリットがあります。小部屋での使用なら赤外線強度も十分です。
良い口コミ
・価格が安くスマートリモコン入門に最適
・Matter対応でApple HomeKitとも連携できる
・コンパクトで設置場所を選ばない
・初期設定が簡単で初心者でもすぐ使える
・古い家電でもリモコンがあれば対応可能
・将来のスマートホーム化を考えるとコスパが良い
Nature Remo mini 2についてのユーザーの口コミ
悪い口コミ
・nanoより¥1,500高い
・Matter対応していないため将来的な拡張性に不安
価格差はありますが、温度センサーの価値を考えれば妥当な範囲です。Matter非対応も現時点では大きな問題になりません。
良い口コミ
・温度センサーで赤ちゃんやペットの見守りができる
・30畳対応で広いリビングでも安心して使える
・外出先から室温を確認してエアコンを調整できる
・温度による自動化で快適な室温を維持
・赤外線が強力で離れた家電も確実に操作できる
・音声操作(Alexa、Google、Siri)がスムーズ
・デザイン賞受賞の洗練された外観
スマート伊藤(Ito)の結論
私が家電販売員として正直にお答えするなら、「用途によってベストな選択が変わる」ということです。ただし、多くの方にはNature Remo nanoをおすすめします。
理由は3つ。まずコストパフォーマンスの高さ。¥4,980という価格でスマートリモコンの基本機能を全て体験できます。次にMatter対応の将来性。今後スマートホーム市場が発展する中で、Matter対応は大きなアドバンテージになります。そして導入の手軽さ。初心者でも迷わず使えるシンプルさが魅力です。
一方、以下の条件に当てはまる方はmini 2がおすすめです:
・リビングが15畳以上ある
・赤ちゃんやペットの温度管理が重要
・外出先から室温をチェックしたい
・温度による自動化を活用したい
私の販売経験では、nanoから始めて後から上位機種に買い替える方も多いです。まずはnanoでスマートリモコンの便利さを体験し、必要に応じてセンサー付きモデルを検討するのも賢い選択だと思います。
最終的には、ご自身の住環境と優先したい機能で決めることが大切。どちらを選んでも、スマートリモコンのある便利な生活を実感できるはずです。
まとめ
Nature Remo nanoとmini 2の選択は、「将来性vs現在の機能性」「価格vs利便性」のバランスで決まります。
・コスト重視・将来性重視・小部屋利用ならnano(¥4,980)
・温度管理重視・広い部屋・確実性重視ならmini 2(¥6,480)
・どちらも基本的なスマートリモコン機能は同じ
・初心者にはnanoから始めることをおすすめ
・迷ったときは住環境と主な用途で判断
両機種とも日本製の信頼性とユーザビリティを備えた優秀なスマートリモコンです。皆さんのライフスタイルに合った一台を選んで、快適なスマートホーム生活をお楽しみください。





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