導入
こんにちは、スマート伊藤です。
家電販売店で日々お客様と接している私ですが、最近特に問い合わせが多いのが「バッテリーが長持ちするワイヤレスヘッドホン」なんです。
そんな中、2025年11月に発売されたJBLの最新モデル「Tune 730BT」は、最大約76時間という異次元のバッテリー持続時間と、次世代規格Bluetooth 6.0+LE Audio対応を実現しながら、価格はなんと13,200円。
正直、このスペックでこの価格は「ヤバい」としか言いようがありません。
今回は、実際にJBL Tune 730BTを使ってみた感想と、ユーザーの口コミ、そして「この製品は本当に買いなのか」を、家電販売のプロとして率直にレビューしていきます。
JBL Tune 730BTの基本スペック
まずは、JBL Tune 730BTの基本的な特徴を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | JBL |
| モデル名 | JBL Tune 730BT |
| タイプ | ワイヤレスオーバーイヤーヘッドホン |
| ドライバー | 40mm径ダイナミックドライバー |
| サウンド | JBL Pure Bassサウンド |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 6.0(LE Audio対応) |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LC3 |
| 連続再生時間 | 最大約76時間 |
| 急速充電 | 5分充電で最大約5時間再生 |
| マイク | ビームフォーミング対応デュアルマイク |
| マルチポイント | 対応(2台同時接続) |
| ANC(ノイズキャンセリング) | 非搭載 |
| 重量 | 約218g |
| 折りたたみ | 可能 |
| アプリ対応 | JBL Headphones(EQ調整など) |
| カラー | ブラック、ホワイト、ブルー |
| 価格 | 13,200円(税込) |
| 発売日 | 2025年11月13日 |
JBL Tune 730BTの特徴を徹底レビュー
ここからは、JBL Tune 730BTの特徴を、より詳しく掘り下げていきます。
最大76時間再生という異次元のバッテリー
まず、何と言っても最大の特徴は「最大約76時間」という驚異的なバッテリー持続時間です。
これ、どれくらいすごいかというと、例えば通勤で毎日往復2時間使って、週末に3時間ずつ音楽を聴いたとしても、1ヶ月以上充電なしで使えてしまう計算になります。
正直、私も最初は「本当にそんなに持つの?」と半信半疑でした。
でも、実際に使ってみると、充電のことを全く気にせず使い続けられるんです。
これまでのワイヤレスヘッドホンって、だいたい20~30時間くらいが相場で、「あ、充電し忘れた」という絶望を誰もが経験していると思います。
でも、JBL Tune 730BTなら、そんな心配はほぼゼロ。
しかも、万が一バッテリーが切れても、5分の充電で5時間再生できる急速充電に対応しているので、朝の支度中にサッと充電すればその日は余裕で使えます。
なぜこんなに長持ちするのかというと、最も電力を消費するアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載しないという、潔い「選択と集中」の結果です。
そして、次に紹介する次世代規格「LE Audio」の省電力性も大きく貢献しています。
次世代Bluetooth 6.0とLE Audio対応
JBL Tune 730BTのもう一つの注目ポイントが、「Bluetooth 6.0」と「LE Audio(LC3コーデック)」への対応です。
「LE Audio」は、従来のBluetoothオーディオよりも少ない電力で、高音質・低遅延を実現できる次世代規格なんです。
私も家電販売の現場で、お客様から「Bluetooth 6.0って何がすごいの?」とよく聞かれます。
簡単に言うと、LE Audioで使われる「LC3コーデック」は、従来の標準コーデック「SBC」と比べて、同じデータ量でも格段に音質が良くなり、しかも消費電力が圧倒的に少ないんです。
つまり、JBL Tune 730BTの「76時間」というスタミナは、ANC非搭載という「引き算」と、LE Audio対応という「足し算」のハイブリッドによって達成された、極めて合理的な結果なんですね。
そして、これが13,200円のモデルに搭載されてきたという事実。
JBL、本気で普及させる気だなと感じました。
JBL Pure Bassサウンドの迫力
JBLといえば、やはり「Pure Bassサウンド」です。
40mm径のダイナミックドライバーを搭載し、豊かな低音とクリアな中高域を実現しています。
私も実際に聴いてみましたが、ロックやEDMなど、低音が効いた曲との相性は抜群です。
ズンズンと響く低音が心地よく、でも中高域も埋もれることなくクリアに聴こえます。
さらに、専用アプリ「JBL Headphones」を使えば、イコライザーで自分好みの音質にカスタマイズできるのも嬉しいポイントです。
低音を強調したり、ボーカルを際立たせたり、聴く曲に合わせて調整できます。
マルチポイント接続の便利さ
JBL Tune 730BTは、2台のデバイスに同時接続できる「マルチポイント」に対応しています。
これが本当に便利で、例えばPCで動画を見ながら、スマホに着信があってもそのまま通話できるんです。
私も仕事用スマホと個人用スマホを使い分けているので、この機能はかなり重宝しています。
いちいちペアリングを切り替える手間がないので、ストレスフリーです。
テレワークやオンライン学習をしている方にも、この機能は本当におすすめです。
軽量&折りたたみデザイン
重さは約218gと、オーバーイヤーヘッドホンとしては比較的軽量です。
柔らかいイヤーパッドとパッド入りヘッドバンドで、長時間使用しても疲れにくい設計になっています。
しかも、折りたたみ可能なので、カバンにサッと入れて持ち運べます。
通勤や出張が多い方にもぴったりですね。
ANC非搭載は本当にデメリットか?
「でも、ノイキャンなしはちょっと…」と思う方もいるかもしれません。
確かに、カフェや電車での騒音をカットしてくれるANCは、一度体験すると戻れない魅力があります。
でも、冷静に考えてみてください。
・ANCの圧迫感が苦手な人は意外と多い
・外の音を完全に遮断するのが怖い、不便な場面もある(散歩中、家事中など)
・そもそも、ANCをONにすると音質が微妙に変化する機種もある
JBL Tune 730BTは、ANCこそありませんが、耳全体を覆う「オーバーイヤー」デザインで、イヤーパッドも21mmと十分な厚みがあります。
これによる物理的な遮音性(パッシブノイズキャンセリング)はかなり期待できます。
音楽を流してしまえば、よほどの騒音でない限り、周囲のノイズは気にならなくなるレベルです。
むしろ、ANC機能を搭載しないことでコストを抑え、その分をドライバーやバッテリー、そしてLE Audio対応に全振りした。
これは「デメリット」ではなく、JBLの明確な「選択と集中」の結果であり、むしろ英断だと私は思います。
JBL Tune 730BTのユーザー口コミ
JBL Tune 730BTの実際のユーザーの声をまとめました。
悪い口コミ
・ANCがないのが残念。電車内では少し周囲の音が気になる
・ソニーのWH-CH720Nと迷ったが、ノイキャンがないのがネックだった
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確かに、ANC非搭載は人によってはデメリットに感じるかもしれません。
ただ、ANCの圧迫感が苦手な方や、外の音も適度に聞こえる方が安心という方には、むしろこちらの方が向いています。
また、物理的な遮音性も十分あるので、音楽を流せばそこまで気にならないという声も多いです。
もしANCが絶対に必要という方は、ソニーのWH-CH720Nも選択肢に入れて検討するのが良いでしょう。
良い口コミ
・軽くて首が疲れない。側圧が強すぎず、長時間つけていられる
・JBLらしい低音が心地よい。アプリで好みの音に変えられるのが楽しい
・76時間のバッテリーは異次元。充電を気にしなくていいのが最高
・5分充電で5時間使えるのが便利。朝の支度中に充電すれば1日使える
・1万円台でこのスペックはコスパ最強。マルチポイントも快適
・Bluetooth 6.0対応で、将来的にも安心して使える
スマート伊藤の結論:JBL Tune 730BTは買いか?
正直に言います。
JBL Tune 730BTは、間違いなく「買い」です。
私が家電販売のプロとして、お客様に自信を持っておすすめできる理由は以下の通りです。
まず、76時間という圧倒的なバッテリー持続時間。
これは、充電のストレスから完全に解放してくれる、革命的なスペックです。
毎日充電する必要がないというのは、想像以上に快適です。
次に、次世代規格Bluetooth 6.0とLE Audio対応。
これから普及していく新しい規格に、この価格帯でいち早く対応しているのは大きなアドバンテージです。
将来的にも長く使える「買って損しない」製品だと言えます。
そして、JBL Pure Bassサウンド。
40mm径ドライバーによる迫力ある低音とクリアな中高域は、音楽を楽しむのに十分なクオリティです。
アプリで自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいポイントです。
マルチポイント接続も、複数デバイスを使い分ける現代人にとって、もはや必須の機能です。
PCとスマホをシームレスに切り替えられるのは、本当に便利です。
約218gの軽量ボディと折りたたみデザインも、持ち運びやすく、長時間使用しても疲れにくい。
ANC非搭載については、むしろメリットと捉えるべきです。
ANCの圧迫感が苦手な方、バッテリー持ちを最優先したい方、コストを抑えたい方にとって、この選択は大正解です。
物理的な遮音性も十分ありますし、音楽を流せば周囲のノイズはほとんど気になりません。
そして何より、13,200円というコストパフォーマンス。
この価格で、これだけの機能と性能を手に入れられるヘッドホンは、他にありません。
ガジェット市場は、常に「全部盛り」のフラッグシップモデルに注目が集まりがちですが、本当に多くの人が求めているのは、そういう「最強」の製品ではないと思います。
JBL Tune 730BTは、「これでいい」ではなく、「これがいい」という積極的な選択肢としての魅力があります。
「ノイキャンはいらない。室内でガンガン使うから、とにかくバッテリーが持って、軽くて、音もJBLらしい迫力があれば最高」
そんな、市場の”サイレントマジョリティ”の声なき声に、JBLが真正面から応えた製品。
それがTune 730BTの本質だと、私は思います。
家電販売のプロとして、そして一人の音楽好きとして、私はこのヘッドホンを強くおすすめします。
まとめ
JBL Tune 730BTは、2025年11月に発売された最新ワイヤレスオーバーイヤーヘッドホンです。
・最大約76時間という異次元のバッテリー持続時間で、充電ストレスから完全に解放
・5分の急速充電で5時間再生可能。朝の支度中に充電すれば1日使える
・次世代Bluetooth 6.0とLE Audio(LC3コーデック)対応で、省電力+高音質を実現
・JBL Pure Bassサウンドによる迫力ある低音とクリアな中高域
・マルチポイント接続で2台のデバイスをシームレスに切り替え可能
・約218gの軽量&折りたたみデザインで持ち運びも快適
・ANC非搭載だが、物理的な遮音性は十分。むしろバッテリー持ちとコスパに全振りした英断
・13,200円という圧倒的なコストパフォーマンス
バッテリー持ちを最優先したい方、複数デバイスを使い分ける方、最新技術に興味がある方、そして1万円台で高品質なヘッドホンを探している方に、JBL Tune 730BTは間違いなくおすすめです。
ぜひ、チェックしてみてください。




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